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 塩尻小学校の近くには、江戸時代より大島紬、結城紬とともに3大紬として知られた上田紬の手織り工房である小岩井紬工房があります。5年の社会科では、工業の始めのところで、地域の伝統工業について学びます。ここでは、小岩井紬工房さんのご協力で、上田紬のできるまでを紹介します。


まずは、染色です。いつまでも色が変わらないように、ドイツの化学染料を使うそうです。大量に染める場合は、右の写真の左側の機械を使いますが、量が少ない場合は手染めで染めます。
いろいろな色の糸が出番を待っています。上田紬といっても、長野市や佐久市にも工場があるそうです。しかし、大戦後の化繊の登場による衰退、オイルショック以後も需要が減る一方で、機械織り・手織りとも工場はわずかになってしまったそうです。
整経(せいけい)という工程です。いろいろな色の糸(右下)を組み合わせ、いろいろな縞柄を自由に作れます。上田紬の特徴は、縞柄(現在の格子柄)です。 機織りです。昔からの機織り機でおります。上田紬は手と足で何回もたたくので、そのじょうぶさが江戸時代から評価されています。
小岩井紬工房でも、もう機を織る人はお二人しかいないそうです。しかも、年をとってしまって、丸一日はおれなくなってしまったそうです。伝統ある上田紬だけに、なんだかさみしい気持ちになりました。右は、機織り機のアップの写真ですが、とても細かな竹?のすきまひとつひとつに糸が通っています。こんなすごい細工の必要な機械を、今作れる人はいないかもしれません。
一本一本の糸を通す針金、竹のすきま。どう見ても精密機械です。
小岩井紬工房で作った製品の数々。上田紬の伝統を守りながら、現代的ながらも研究し、いろいろなオリジナル製品を作っています。ネクタイを始め、携帯ケース、財布などの小物もあります。
小岩井紬工房の製品には、左のようなロゴマークがはいっています。井原西鶴の「日本永大蔵」には、上田紬のことが次のように書いてあるそうです。「この手紬の碁盤縞は命知らずとて親仁(おやじ)の着たる」。真田幸村のように強いと言うことだそうです。上田紬の小物はインターネットからも買えます。興味のある方は、下のURLまで。
http://suzume-net.com/tsumugi/



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